新約聖書の最終章『ヨハネの黙示録』における『最後の審判』がモチーフとされているカードです。

大天使ガブリエルとされる天使がラッパを吹き、石棺の中から死者達を蘇らせている様子が描かれています。

大天使の羽根は赤色で情熱と強い意志を表しています。
ラッパには、白地に救済を象徴する赤十字のマークが描かれた旗が付けられています。

海に漂っている石棺の中で灰色の肌をした京ねこ達（人々）が裸のまま立ち上がって天を仰いでいます。
死者達が天使のラッパの音の合図で目覚め、蘇ります。

死者達が神の導きで復活し、生者も死者も神からの裁きの場に立っています。過去の善行により祝福されて神の国へ行けるか、悪行により試練が与えられるか、神の審判を受けるのです。

このカードは、目覚め、気づきによる意識改革を表し、重要な変化を起こす内なる導きに気づくことを教えてくれます。