1.タロットカードとタロット・クロスを準備します。
2.クロスをテーブルの上に広げ、カードの束を中央に置きます。
3.精神を集中させ、心の中で質問をします。
4.カードを下向きにして、両手で時計回りにぐるぐるとかき混ぜます(ローリングシャッフル)。
上下もバラバラになるように混ぜます。
5.裏向きのままカードをひとつの山にまとめ、その山を左手で3つにカットし、
ひとつにまとめ直します。
6.タロットカードを占法の通りに並べます。
※タロットの占い方には、絶対的な決まりがなく、手法は自由です。
タロット占いの手順
大アルカナ22枚を使った京ねこちゃんオリジナル・スプレッド(展開法)
◆ 京ねこ神社のお告げ(1枚引き) ワンオラクルと呼ばれる1枚のカードのみを使用する最もシンプルな占い方です。 好きなカードを一枚引き、引いたカードがそのまま答えとなります。 判断に迷った時や今日の運勢などを占う時に向いています。 ※オラクル(oracle)とは「神のお告げ」を意味します。 |
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◆ 絵馬スプレッド 2枚のカードを左右に並べてを占う方法です。 左のカード=対策、右のカード=結果を表します。 願い事や質問事項に対してどう対処すべきかを知ることが出来ます。 |
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◆ つづみスプレッド 伝統的な和楽器のひとつである鼓の形状に並べて占う方法です。 カードを3枚引いて左から右へ横一列に並べ、真ん中のカードは横向けにします(左側が上で右側が下)。 左から、過去・現在・未来となり、 1=過去(今の状況を作った原因)、2=現在(今の状況)、3=未来(結果や解決策)を表します。 悩み事の原因や因果関係を知り、解決の糸口が知りたい時などに向いています。 |
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◆ 紙垂(しで)スプレッド 神社のしめ縄や玉串などにつけて垂らす紙垂(しで)の形状に並べて占う方法です。 4枚を左図のように並べます。 全体的な事柄を大雑把に占う場合に適しています。 カードは、1=問題、2=障害、3=対策、4=結果、を表します。 |
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◆ なでしこスプレッド なでしこの花びらの数の5枚のカードを使用します。全体的な事柄を占う場合に向いています。 五芒星(ペンタグラム)の一筆書きの順番で並べます。 カードは、1=現状、2=障害、3=傾向(現状維持の場合予想される展開)、4=対策、5=結果を表します。 ※なでしこは、しだれ桜、嵯峨ぎくと併せて京都府の花に指定されています。 |
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◆ 扇スプレッド 6枚のカードを扇状に並べて占う方法です。 今抱えている問題の原因や解決方法を占う場合に適しています。 カードは、1=現状、2=願望、3=障害、4=傾向(現状維持の場合予想される展開)、5=対策、6=最終結果を表します。 |
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◆ 龍スプレッド 7枚のカードを龍の形状に並べて占う方法です。 カードは、1=過去、2=現在、3=未来(現時点で予想される未来)、4=願望、5=障害、6=対策、7=最終結果を表します。 |
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◆ かんざしスプレッド 8枚のカードを舞妓さんの「花かんざし」の形状に並べて占う方法で、 恋愛占いに適しています。 カードは、1=自分の気持ち(表面意識)、2=相手の気持ち(表面意識)、3=自分の隠れた気持ち(潜在意識)、4=相手の隠れた気持ち(潜在意識)、5=二人の関係の問題点、 6=障害、7=対策、8=最終結果を表します。 |
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◆ 京都碁盤の目スプレッド 京都市内の通り「碁盤の目」状に9枚のカードを並べ、テーマ別に占うことが出来ます。 1=鍵、2=才能、3=家庭、4=金銭、5=地位、6=メンタル、7=健康、8=仕事、9=恋愛を表します。 順番は「九会曼荼羅」の九つの会(え)に、テーマは風水の方位に準じています。 |
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◆ 山鉾スプレッド 10枚のカードを山鉾の形状に並べて占う方法です。 (祇園祭「山鉾巡行」で曳かれる「鉾」をイメージしています。) カードは、1=現状、2=原因、3=無意識、4=周囲、5=願望、6=恐れ、7=試練 、8=解決の糸口、9=対策、10=最終結果を表します。 ※横にカードを置いた場合、左側が上で右側が下です。 |
ここでは京ねこちゃんオリジナル・スプレッドを紹介しましたが、一般的に広く使われているトラディショナル・スプレッドにはたくさんの種類がありますので、書籍などを参考にして下さい。